ドラム缶でビザ釜を作って食らう!という記事で紹介したビザ釜ですが、わりと反響がありました。
やはりアウトドア好きや、田舎暮らしをする人にとってピザ釜というのはとても魅力的なのですね。
しかし、今回紹介するのはより洗練された改良型です!
前回と大きく違うのは燃焼部と加熱部の部屋を分け、煙が直接ビザに当たらないようにした点です。
イメージしやすいようにまず、完成図をご覧ください。
一つのドラム缶の底の部分を上手につかい部屋を分けています。
下の部分(燃焼部)から出る煙は煙突で外へ逃がします。
では、詳しい作り方を見ていきましょう。
まずキレイに油を飛ばしたドラム缶にマジックで印をつけます。
上の部分が加熱部、下の部分が燃焼部になります。間の切れ端は後で使うので取っておいてください。
印にそってサンダーで切ります。
切り口は危ないのでサンダーで擦ってバリをとってください。
印のとおりに切るとこのようになります。
そして、加熱部にはビザを出し入れする口を、燃焼部にはマキを出し入れする口を作っていきます。
同じようにマジックで印をつけてから切ります。ピザやマキを出し入れしやすい幅にします。
角の部分は危ないので下のようにジグソーを使い丸く切ります。
次は燃焼部に煙突を取り付けるための穴をあけます。
煙突をドラム缶にあて、煙突の形をマジックでふちどります。
丸く線が書けたら、ジグソーを使い丸く切り取ります。※鉄鋼用の歯を使って下さい。
穴が開いたら、煙突を差します。きちんと入ることを確認したら、金切ばさみで煙突に切り込みを入れます。
煙突を差し、内側から開いていきます。
これだけだと結構ぐらぐらするので溶接をしました。
一般家庭に溶接機はないので、薄い鉄板を両側からあててビスで固定するなどすると良いと思います。
これでだいたい完成です。
ピザを焼くときに少しでも熱を逃がしたくないので、端切れを使ってふたを作りました。
溶接機が無い場合は、溶接できる設備のあることろに頼んで作ってもらうと良いかもしれません。
ピザを直接置くと焦げてしまう恐れがあるので、このような物を置いています。
この上に左側に移っているようなステンのおぼんを載せてピザを焼いています。
前回はとっても簡単に作れましたが、今回は溶接などの要素があるので少しハードルがあがりました。
しかし、使い勝手はこちらの方が格段に良いです。上手な焼くには試行錯誤が必要ですが、このピザ釜だと加熱部に温度計をいれ230°くらいまで温度をあげてから、ピザを入れて約6分できれいに焼きあがりました。
とても楽しいので、ドラム缶ピザ釜に興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
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