田布施中学校から『志講演会』という新たな試みが行われました。
進路を決める大切な時期にある中学2年生を対象に、いろんな職種の大人が自分の歩んできた道について講演をするという内容です。
中学校の先生から協力のお願いがあり、僕も『田布施町地域おこし協会隊』の立場から中学2年生にむけて話をすることになりました。
講演なんて大層なこととても出来ない!という気持ちもありましたが、少しでも僕の話が中学生の心に響いてくれればいいなぁという思いから準備を進めました。1人20分くらいの持ち時間で、150人の前で話をするということだったので、頭が真っ白にならないよう原稿づくりをしました。(このような経験は初めてだったのでかなり手こずりました)
講演会当日、生徒たちの進行で会が始まりました。社会福祉士さん、保育士さんの話があり、最後が僕の番でした。皆さんとても分かりやすくメッセージ性のある講演でとても素晴らしい内容でした。僕の順番は最後でした。勝負着の「たぶせはっぴ」を着て、頑張って話をしました。
活動を行う中で作った「たぶせ手ぬぐい」を説明しているところ。
中学生たちの真剣な視線を感じながら話をしました。(原稿を作っておいて本当によかった…。)
僕がこれまでどのような道を歩んで来たか、どうして田布施に住んで地域おこし協会隊という仕事をするようになったか、移住してきたヨソモノとして田布施はどんなところがいい町と感じるかなど、なるべく分かりやすく話をしたつもりです。最後には、これから進路を決めていく中学生たちへのメッセージとして、「自分で考えて選んだ道であれば後悔はないし、楽しいよ☆」ということを伝えさせてもらいました。
講演会の後は、3つのグループに分かれて、生徒たちからの質問タイムが設けられました。
パッと答えられないような鋭い質問もありました。
僕が感じた田布施中学校の皆さんの印象は、とても真面目でシャイでピュアでした。
これから色々な選択をしながら大人になっていくことでしょう。
少しでもふるさとである田布施に愛着を感じてくれれば嬉しいですね。
今回の講演会は自分を振り返るきっかけになり、とても貴重な経験になりました。
田布施中学校の先生ならびに生徒の皆さん、ありがとうございました!!