アウトドア

森の学校 都市災害に備える防災サバイバルに行ってきました

先日に引き続き、サバイバル講習のレポートです。

今回は都市部で災害が起きた時に役立つサバイバルスキルの講習でした。

「人間これがないと死んでしまうものはどんなものがある?」というような質問があり、班になって考えました。僕の班は小3男子と中3男子の3人班でした。

まず、出てきたのは空気。そして、その次は水かな…?とか家かな~などと言って話し合いました。

正解は、まず「空気」。ないと3分しかもたない。次に来るのは…、「お酒」や「愛」ではありません。もっと生命に関係するものが来ます。

僕は意外だったのですが、次に来るのは「シェルター」だそうです。 要は体温を保てる環境がなく濡れたりして体温を奪われ続けるともって3時間だそうです。

次に、「水」。ないと3日で危ない。その次は「火」です。これはもって1週間。光や熱ともとらえます。暗闇や温かさがないと精神的にもキツそうです。最後にくるのが「食」です。水があれば、3週間から30日は生きられるそうです。

そのような話のあと、便利なロープワークを1つ覚えました。輪が作れて、輪の大きさが変わらない、解きやすくて頑丈な「もやい結び」を覚えました。

この結び方のコツも説明がとてもわかりやすかった。小学生でもわかるようにストーリーになっていて、そのストーリー通りにひもを動かしていくと「もやい結び」になってる!おもしろかったです。

そして、災害時、寒いときには周りにあるものを利用すれば体温を保持できるということで、服の中に新聞紙をまるめてつっこみました。たくさん入れるほど温かく感じました。新聞紙でなくても、軽くてふわふわなものなら何でもいいそうです。葉っぱや羽、スポンジなどが考えられます。

新聞紙をたくさんつめて寒くないようにして外へ。

ちょうど小雨が降っていて切迫感があります。さっき学んだ、「もやい結び」を使ってシェルターを作ります。

ブルーシート、ペグ、ひもであっという間に完成しました。災害時に、とても重要な体温保持に役立ちます。入ってみると、風も遮られて濡れないし、温かかったです。

次に、ペットボトルで濾過器を作りました。濁った水を飲まないといけない状況の時、これで汚れ、ごみ、臭い、濁り、などをとることができます。

この水を煮沸消毒して菌やバクテリアを殺してしまえば、飲むことができます。

そして、災害時、火をつける道具がない場合、こういう着火法もあるということで、乾電池と板ガムの銀紙を使って着火する方法を学びました。

ガムの銀紙は、電気を通すアルミと燃える紙が一緒になっているので、着火に使えるそうです。

けっこうコツが必要ですが、僕の班は2回目で全員着火に成功しました。

短い時間の中、かなり盛沢山の内容でありがたかったです。

最後に、EDCの話をしていただきました。EDCとは、Every Day Carryの略です。いつもカバンに入れておくとイザという時に生き残れるかもしれません。



①エマージェンシーシート…シェルターの役割

こういうやつです。

②浄水器…安全な水の確保

小さくて軽いやつが便利そうです。

③ライト…照明や自分の居場所を伝えるのに使える

④携行食…チョコやナッツ

あとは、ホイッスルや鏡があるといいとも言っていました。

自分の居場所を伝える(シグナリング)のに、ライトだけではなく笛の音や、鏡の反射などもあると良いようです。

とても勉強になった2日間でした!

毎年、開催されているようなので来年は嫁さんも連れて行って参加したいです!!

ABOUT ME
うましまCOLOR
田舎暮らしに興味がある人にとって何か参考になれば幸いです。 85年と86年生まれの夫婦。子どもが2人。山口県東部の馬島へ移住して今年で8年目に突入! キャンプ場スタッフ/グラフィックデザイナー/オルタナティブスクールスタッフ/タコツボ 漁師/浄化槽管理士etc.  なん足もわらじ履いてます☆ 誰得?な田舎のライフハックをたまに発信してます